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使う側、作る側

 Googleが独自OSを開発する、というニュースに関して。


 「畑違い」のGoogle OSへの不安と疑問という記事が出ていました。内容は概ね賛成ですが、それ以外にも気になった点があります。

 例えばGoogle ストリートビューでは、削除依頼を殆ど、オンラインで受け付けていないという問題があります。(電話で受け付けている、とありますが、その方法を知るには結局、Googleへのアクセス以外に手段がありません。また、削除を要請すべき画像があるかどうかの確認も外部からはできないのですから。)
 倫理的にそれが正しいかどうかは別として、Googleの商売相手、あるいは顧客はWebユーザーなので、Webユーザーでない人からの苦情などはあまり意に介さない、という方法論は理に適っている部分もあるとは思いますが。


 さて、今回気になるのは、Google OSを一般のOSと同様に扱った場合についてのリスクについて、Googleがどこまできちんと周知できるか、という点にあると思います。ある程度コンピューターに関して知識がある人なら兎も角、たとえば「安いネットブックを買ってインターネットをはじめてみた。OS?なんだかGoogleが入っているみたいだね。」という人が出てきたとして、Googleはきちんとサポートできるのか、というのが気になるところです。OSに関して必要なサポートは、Webサービスのそれより遙かに多岐にわたることは想像に難くないので。

 それ以上に危険だと思うのは、GMailなど、いわゆる「クラウドコンピューティング」のサービスについてのリスク周知を徹底していないことです。もちろん、マーケティングという視点で見れば自社のサービスを使用することにより生じる問題点を広告するのは(少なくとも短期的に見れば)マイナス要素となり得ます。

 が、将来的にシェアを更に拡大した時に、どうなるのか、という不安は拭えません。たとえば、Windowsは「普及しすぎた故に」ウイルス等の対象にされ、結果として「セキュリティ面で脆い」という評価を受けることになりました。確かにWindows98ぐらいまではセキュリティ面で「堅牢なOS」とは言い難いですが、Vista以降に関して言えば、他のOSと比較しても「そう酷いものではない」にも関わらず、その印象を払拭するには至っていないように思えます。

 それと同じく、Googleもクラウドコンピューティングのサービスを推し進めること自体は問題ないのですが、もうちょっと「クラウドコンピューティングの危険性を理解していないユーザーに啓蒙活動を行う」という点に力をいれないと、将来的にWindowsと同じような批判に晒されることは目に見えています。そういう意味では、Google Chrome OSがある程度形となって世に放たれた時に、どれだけきちんと「メリットとリスクについての宣伝」ができるかが、Googleが「ただのWebサービスを提供するだけの企業」を超えられるかどうかの、1つの試金石になるのではないでしょうか。


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