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家電と専門機器の境界

パソコンが壊れた」という記事より。

 確かに、パソコンが壊れた時については、意外と「その時になって慌てる」というケースはあると思います。その割に、普通の家電と比べればトラブルの発生率は高いでしょうし、「ハードウェア」「OS」「ソフトウェア」とそれぞれ別のメーカーが作っていることが一般化している以上、原因の洗い出しや、問い合わせ先をはっきりさせることすら困難であることは想像に難くありません。

 ただ、そもそもパソコンが家電なのかどうか、という点においては若干疑問があります。確かにインターネットの普及など、いくつかの要因で家電と同等の普及率になっていることは事実だと思います。が、だからといって他の家電と同じレベルでの安定性やサポートを要求するには、パソコンは複雑すぎます。
 ユーザーがその事実から目を背けている面もあれば、メーカーが売り上げを伸ばすために、あえてそういった複雑(あるいは判りにくい)部分を公開していない、という面もありますが、どちらにせよ、本質的にはパソコンは「計算機」であり、「何を計算させるか」はユーザーの裁量によるものです。コンピューターの進化を繙けば、いわゆる「プログラム」は、コンピューターに効率よく計算をさせるための手段でしかなかったことはすぐに判ります。

 であれば、本来は、どのようなソフトウェア(プログラム)をパソコンで動作させるかは、やはりユーザーの裁量である、と考えるべきだと思います。もちろん、それを全部自分で作るのは非常に困難ですし、時間や技術・知識が必要になります。だからこそソフトウェアを購入するなどして入手し、使用することになるわけですが、だとしても、ソフトウェアに瑕疵がないことや、あるいは提供し続けることを要求するなら、それ相応の対価を払うべきでしょう。
 現状でソフトウェアを販売している企業が、そういった部分について保証をしていないのは、その保証に必要なコストをソフトウェアの代金に上乗せすることが売り上げに繋がらない、と判断しているからに他ならないと思います。ですので、「正当な対価を払う準備があること」を示せば、ソフトウェア会社は保証をつけることはやぶさかではないと思います。ただ、世間一般のソフトウェアよりは運用にかかる費用がかなり上がるでしょうけれども。(その対価を「高すぎる」と文句を言うのであれば、「それなら自分で作ればいい」という方向に話はループするだけです。)


 結局のところ、パソコンの汎用性と、家電と同等の安定性、というものを両立した環境を要求してしまうのは「無いものねだり」でしかない、と思うのですけれどもね……。「自分が計算機に対してやらせることが可能である範囲」以上のことを要求するのであれば、ソフトウェアを開発している誰かに依存するしかなくなりますし、依存している相手に更なる高品質(この場合、ソフトウェアの品質だけでなく、サポートについても)を要求するのは図々しいというものです。

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